海賊の中でも異質のマーシャル・D・ティーチ(通称:黒ひげ)
最も海賊らしい海賊としてワンピースの世界を生きる彼は海の覇権を握る為に狡猾的かつ緻密な計画を立てています。
次に何を目的に動くのか少しでも理解できるようにティーチのプロフィールと人生をまとめてみました。
プロフィール
本名:マーシャル・D・ティーチ
通称:黒ひげ
所属:黒ひげ海賊団 提督
所属船:サーベル オブ ジーベック号
基本情報
誕生日:8月3日 しし座
年齢:40歳
身長:334㎝
血液型:F型
出身:偉大なる航路(グランドライン)
好物:チェリーパイ
嫌いな食べ物:グレイビーソース(肉にかけるソース)
趣味:歴史研究、ギャンブル
戦闘能力
懸賞金
22億4760万ベリー
→39億9600万ベリー ※女ヶ島襲撃時
覇気:武装色、見聞色
悪魔の実:ヤミヤミの実、グラグラの実
ティーチの覇気と悪魔の実
ティーチは覇王色の覇気を使用している場面が描かれていません。
王の資質は持ち合わせていないのでしょうか?
2つ食べられた理由は頂上戦争時にマルコが体の構造が異質だからと説明していますが未だにその真相は明かされておりません。
ティーチの年表
年前 | 歳 | 出来事 |
---|---|---|
40年前 | 0歳 | 偉大なる航路で誕生 |
28年前 | 12歳 | 白ひげ海賊団入団 |
?? | ?? | サッチを殺害しヤミヤミの実を手にし白ひげ海賊団脱退 |
?? | ?? | 黒ひげ海賊団結成 |
2年前 | 38歳 | ジャヤでルフィに出会う |
バナロ島でエースと決闘し勝利 |
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エースを倒したことで七武海に任命される |
||
インペルダウン元看守のシリュウとLv6の囚人を仲間にする | ||
頂上戦争に乱入し、グラグラの実を手に入れる | ||
1年前 | 39歳 | 白ひげ海賊団の残党との落とし前戦争に勝利する |
ロッキーポート事件を機に王直を倒す | ||
王直に替わってハチノスをナワバリとする | ||
四皇となる | ||
現在 | 40歳 | バルティゴを壊滅させる |
ハチノスでモリアの襲撃される | ||
ハンコックの能力を目的に女ヶ島アマゾン・リリーに攻め込む | ||
ハンコック拿捕の為にアマゾン・リリーに攻め入ってた海軍本部大佐コビーを攫う | ||
ビッグ・マムの娘プリンの誘拐する(実行犯は別) | ||
ポーネグリフを目的に勝者島でハートの海賊団と戦う |
白ひげ海賊団脱退後から暴れ回ってます。
ティーチが海賊に入団した理由は?
ティーチはバナロ島で白ひげ海賊団へ入団した理由は
手に入れたい悪魔の実ヤミヤミの実が転がり込んでくる可能性が一番高いからと話しています。
ティーチが白ひげ海賊団へ入団した歳は12です。
どのような経験をすれば12歳の子供が
海賊王になる為にまずは悪魔の実を食べる計画を立てるのでしょうか?
そのような思考となる根源があるであろう幼少期のティーチの過去が明かされる日が楽しみです。
海の覇者への道
ティーチの半生が明らかになった所で大海賊時代を成り上がる為にどのような計画を組んでいるのか考えます。
また計画通りなのかその場の流れで起きた結果なのかの視点でも捉え、今後どのような計画を立てているのか予想します。
①ヤミヤミの実を手に入れる
ヤミヤミの実を手に入れたサッチから横取りしはずみでサッチを殺害した。
②億越えの海賊を手土産に七武海へ加入する
当初ルフィを狙っていたがバナロ島でエースに止められ決闘の流れに。
エースに討ち勝ち七武海へ加入した。
※頂上戦争(白ひげ海賊団vs海軍本部と七武海の連合部隊)は意図せず
仲間思いで有名な海賊団である白ひげ海賊団。
ティーチがその海賊団の2番隊隊長であったエースを倒し海軍に引き渡した時点で、白ひげと海軍本部の戦いは避けられなかった。
有名な頂上戦争のきっかけを作ったのはティーチなのである。
③七武海加入を利用し黒ひげ海賊団の人員を強化する
世界政府に所属する事で大監獄インペルダウンへ侵入しやすい状況を作った。
捕らえられたエースを助けるべく引き起こしたルフィの混乱に乗じてティーチ達はインペルダウンへ侵入しLv.6の囚人を仲間に引き入れた。
大監獄インペルダウンはLv.1から5の5つのフロアに分かれていると言われている。
それぞれのフロアに地獄を用意しており、数字が大きくなるにつれてその地獄が過酷になる。
Lv.6は世間的に認知されておらず、犯罪が凶悪すぎる為その存在すら抹消されている猛者たちが閉じ込められているフロアである。
ティーチはその囚人達に殺し合いを仕掛け、生き残った者を仲間に引き入れた。
ヤミヤミの実を手に入れた時点でインペルダウンの看守達に勝つ自信はあったようです。
また頂上戦争の混乱に乗じて白ひげの能力グラグラの実も手に入れることができました。
これは当初の計画にはなかったと思われます。
④ハチノスを拠点?とするべく勢力を拡大させる
まずは勢力拡大する目的で
・能力者狩り
・白ひげ海賊団のナワバリ荒らし
を中心に暴れ回り、傘下の海賊団を増やし、船員の戦闘能力の向上の図った。
ロッキーポート事件をきっかけに王直を倒し、ハチノスをナワバリとできた。
穴をつつくと次々と蜂が出てくるように海賊がわく様子が島の名前の由来。
島に大きなドクロがそびえたっている。
元々ロックス海賊団の拠点であったが解散後、その船員であった王直のナワバリであった。
⑤四皇に成り上がり海軍が手を出しにくくなる
勢力を拡大し四皇になることで海軍は戦闘の際は上層部への許可が必要となる為、無駄な戦いを避けることができる。
⑥ロード・ポーネグリフ争奪戦に参加
四皇であったビッグ・マムとカイドウが最悪の世代に倒され明らかに時代がうねっている。このうねりに乗じてワノ国の次に位置する勝者島で待ち伏せし、現在ハートの海賊団と戦っている。
⑦ラフテルへ航海 海の覇者となる
ラフテルへ航海する為に必要なロード・ポーネグリフを4つ手に入れる。
このような算段と予想します。
そしてこの計画は④まで進んでますが、以下の解決が難しいと考えます。
・古代文字の解読
・4つのロード・ポーネグリフ
・世界政府の戦力
次にその問題を整理します。
海の覇者への道に立ちはだかる壁
古代文字の解読
現在、古代文字を解読できる人はオハラの生き残りであるロビン、「第三の目」が真の「開眼」をした三つ目族、
文字を解読のできる可能性がある者は空白の100年に触れているベガパンクやオハラの研究を保管しているエルバフにいる者と思われます。
確実に目的を達成するためにロビンを攫えばいいと思いますが、頂上戦争後消息不明だった麦わらの一味は生存確認された後、ビッグ・マムやカイドウに狙われる存在となり手が出しにくくなりました。
一味がハチノスに近づくまで待つ方が確実と判断したと考えます。
三つ目族の純血は作中に登場していませんが、三つ目族のハーフならばビッグ・マムの娘プリンがいます。
こちらもホールケーキアイランド中心の広いナワバリを攻め入るのは現実的ではありません。
しかしビッグ・マム自身のナワバリを荒らしたルフィ達を追って家族を連れてワノ国へ向かったのです。
これはチャンスと捉え実際、ビッグ・マム達が鬼ヶ島にいる間にプリンを誘拐しました。
しかし古代文字の解読は確実でありません。
真の開眼を待つのか?
はたまたロビンも狙いに行くのか?
他に解読の可能性がある者を引き入れるのか?
この場合ベガパンクやエルバフにいる者の存在をティーチが知る必要があります。
また別に古代文字を解読する方法があるのか?
どのように対応していくのかまだまだ課題はあります。
4つのロード・ポーネグリフ
ラフテルの座標を示すポーネグリフをロード・ポーネグリフと呼びます。
そのポーネグリフは赤く、居場所は
です。4つ目は誰か写しを持っているのかさえ不明です。
ポーネグリフの詳細はこちら↓
ティーチが4つ目のロード・ポーネグリフを持っている可能性はあります。
その場合、勝者島でハートの海賊団に勝利した場合4つ揃います。
4つ目のポーネグリフを持っていなかった場合、ティーチは誰が持っている可能性が高いと考えるのでしょうか?
麦わらの一味はハートの海賊団船長と同盟関係だった為、ローが持っていないのであればルフィも持っていないと考えそうですね。
したがってキッド海賊団と赤髪海賊団の戦いの勝者が次に狙われそうです。
全てのロード・ポーネグリフをそろえる為にまずはハートの海賊団との戦いに勝たなければなりません。
世界政府の戦力
世界政府の戦力で有名なのは海軍本部ですね。
しかし大将以上の実力がないと能力を2つ持っているティーチには敵わないと思われます。
ここでの戦力はセラフィムです。
ティーチは女ヶ島アマゾン・リリーで2体のセラフィムに遭遇しています。
その戦いで傷一つ付かなかったセラフィムをティーチは無視できないと思われます。
アマゾン・リリーでセラフィムへ指示を出していたのはコビーでした。
セラフィムの情報を得る為に中将のヤマカジより位の低い大佐コビーを攫ったのかもしれません。
セラフィムを手中に収めることができれば戦いは有利になります。
それが難しくてもセラフィムとの戦いを有利に進めることができるかもしれません。
まとめた感想
戦略家ティーチのプロフィールと半生をまとめてみました。
自身の野望を叶えるために今どんな計画を練っているのか、どこまで意図しどこからが臨機応変の対応なのか考えるだけで楽しいです。
巨大な戦いが控える中、ティーチがどこまで関わってくるのか目が離せません。